カービュー仕様のロードスター、筑波を駆ける!
掲載 更新 carview! 文:伏木 悦郎/写真:北畠 主税
掲載 更新 carview! 文:伏木 悦郎/写真:北畠 主税
ロードスター メディア対抗・4時間レースは、当時はまだユーノスと名乗ったマツダ・ロードスター(NA型)がデビューした1989年に始まった。僕は、その初回から3年ほど連続出場し、たしか表彰台にも上ったはずである。まだ血気が残る30代、常にトップコンテンダーの一角を占めたと思うが、詳しいことはよく覚えていない。なにしろ、ふた昔も前の話なのである。その後、間をあけてNA、2代目のNBで何戦か闘った…。
記憶が曖昧になるほど歴史を重ねた伝統の年中行事。そのエントリーリストに名を連ねることは、自動車メディアで仕事をする者にとって何よりの光栄だ。腕自慢にとっては、走りのパフォーマンスをアピールできるまたとない機会を得たことを意味する。このイベントの最大の魅力は、マツダ・ロードスターという希代のライトウエイトスポーツカーで競い合うことに尽きるだろう。レースと名の付く以上、スピードは“絶対”であり、結果として速かった者がリザルトのトップを飾る栄誉に浴するが、ただ一人速くファステストラップを積み上げれば勝てるかというと、話はそう単純なものではない。
スターティンググリッドを決める予選が、唯一個人のスピードが評価される瞬間だ。決勝は4~5人で戦うチーム戦。4時間耐久と銘打つが、内実は時間内にどれだけ“遠くまで”走れるかを競うグランドツーリングだと考えたい。予算(使用できるガソリン量)に制限があるから、頭を使わないとまず勝機は訪れない。エコランなの? と退屈なレースを想像するかもしれないが、そこは走りに幅と奥行きのあるロードスター。どんなスピードで走っても、からだに心地よい刺激が、快感が味わえる。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
自転車も違反によって「講習会」の受講命令が下る! バックレると「罰金」だった!!
スーパーGT第2戦富士、その舞台裏で起きていた車検違反の協議。お咎め無しの裁定に坂東代表が私見「規則の解釈に関しては話をすべきだが……」
【クルマら部】クルマ愛クイズ!今回は「トヨタ・ヴィッツ」から全4問!
ピレリ、フェラーリとポール・リカールで2日間のタイヤテストを完了。2025年用コンパウンドや新ウエットタイヤを評価
スバル[BRZ]の一部改良モデルが生産終了! 間もなく毎年恒例の年次改良を発表か?
ヤマハ、カタルーニャGPに続き新エアロで走行。リンス、プラクティス2番手の要因は/第7戦イタリアGP
「紀伊半島ぐるり高速」の最南端でトンネル貫通! 未開通区間でも工事着々
クルマの「左寄せ」って危なくないですか? ギリギリで“接触”する危険もあるのではないでしょうか。 教習所で教わる「キープレフト」はどのような運転をすれば良いのでしょうか?
今こそ言いたい……「炭水化物、多すぎない!?」 MotoGPスペインGPへの道中で浮上した機内食のナゾ
カモフラ柄の斬新なフェラーリは“破天荒な御曹司“の特注品! オークションに登場した「特別な跳ね馬」の気になる落札価格とは?
フェラーリのカリスマ、ルカ・ディ・モンテゼーモロが成し遂げたこと 【第8回】フェラーリのブランディング戦略
【MotoGP】マルク・マルケス、スタートさえ改善できれば優勝も近いと自信。イタリアファンからのブーイング減実感「ドゥカティに乗っているのが助けになった」
“想定外”が頻発する耐久の現場。技術開発に留まらない、トヨタが水素で挑戦するワケ【S耐富士24hレース】
【そもそも買えるの?】ランクル300と250、レクサスLXとGX。“最強に買い”なモデルとは
【228万円】一番安いのに装備が充実…? 「マツダ3 ファストバック 15S」はアリかナシか
売れてる軽EV「サクラ」がライラック×黒の乙女系2トーン追加や仕様向上。価格は約4~5万円上昇
こっちが本命? ノートクロスオーバーがデザイン一新。タフ感強調で本家よりアリかも…?
【電動ツインブースト!】新型「911」の目玉はハイブリ搭載「GTS」。加速が大幅進化の理由
ヒロミ絶賛の乗り心地、電動トノカバー高すぎ!? 発売から3ヶ月経ったトライトンのユーザー評価は?
BMW最小SUV「X1」に新グレード追加! 1.5Lの“sDrive18i”は最安の540万円
活気を取り戻すイタリア車。名門「ランチア」の“懐かし系”ニューモデルたちは日本に入ってくるか?